軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2011年3月24日 235

味の素スタジアムが避難所に…被災者に心のこもった支援を
 東京都では、19日より東日本大震災に伴う福島原子力発電所の事故により避難された方等を、味の素スタジアム(調布市飛田給)をはじめ4ヶ所の都立施設で受け入れています(受入可能人数合計約5,600人)。

 3月21日、日本共産党の吉田都議会議員や地域の方と一緒に味スタへ行き、避難所の状況や、被災者の方々のお話を伺ってきました。

食事や入浴を…改善を申入れ

 味スタ施設のうち避難所として使われているのは、1階の会議室と地下の体育館。入り口には東京消防庁の職員が被災者の方々の放射能の測定をしていました。さらに中に入ると、入所の受付、医療班、ボランティアで持ち込まれた品物の提供コーナー、調布市の案内や避難所内のお知らせが掲示されているボードがありました。

 会議室にはマットが所狭しと敷き詰められていました。1人分のスペースは畳1畳分ほど。何人かの方にお話を伺いましたが、南相馬市から家族3人で避難してこられた方は「これからどうしていけばいいか、全く考えられない。あんなところに原発作って、こんなことになって」と途方に暮れていらっしゃいました。21日の時点では、50世帯141人の方、6歳未満の子どもも18人とのことで、赤ちゃん連れのお母さんもいました。

 当初東京都から避難してきた方に支給されるものは、床に敷くマット1枚と毛布2枚のみ。驚いたのは、食事の提供も、シャワーなどの利用や入浴の手配も無かったことです。日本共産党では、味スタに避難されている方がたの声を聞き、直ちに「食事と入浴の提供」等を申し入れました。その後22日から夕食と希望する方へのその他の食事が提供されることになったようです。

都営住宅の大規模な提供も

 また、東京都は、長期の避難施設として都営住宅600戸を提供するとしています。しかし、都営住宅の空き家は1万戸以上あり、一時的な避難者も含めて対象を広げ、もっと大規模にこうした施設の活用をすべきです。都施設が一杯になった後は調布市の施設も利用されることになります。市担当者は、畳の部屋や入浴設備のある施設を検討しているとのことでした。

 味スタでは調布市社会福祉協議会が「ボランティアセンター」を設置。入所者への地域情報の提供や、ボランティアの登録受付(現時点では登録のみです)、支援物資の受付をしています。また、22日から市内温泉施設が無料入浴サービスを送迎付きで行っています。

 昨日閉会した調布市議会では、「東北地方太平洋沖地震を受けての緊急意見書」を全会派一致で可決。国に対して、原発事故を含む震災支援への最大限の努力を求めるとともに、4月の統一地方選挙の延期を求めました。思想信条、立場の違いを超え、国民みんなが力を合わせて、この苦難を乗り越えるときです。