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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2011年12月8日 248
えっ?来年からの介護保険料が月5,000円に!?
 来年度からの介護保険料や福祉のサービス、特養ホームの整備などを決める「第5期調布市高齢者総合計画(2012年〜14年)」の素案が発表されました。この素案に対する市民の意見を12月7日〜26日まで募集しています。また、11日に説明会が開かれ、意見を述べることができます。

素案の内容は…
 国は、今年6月介護保険制度を改定し、「総合支援事業」という名で自治体の判断で「要支援」の方を介護保険サービスから除外できるようにしました。が、調布市としては、総合支援事業は実施せず、これまで通り「要支援」認定の方にも介護保険を適用するとしています。
 特養ホームなどの施設整備については、現在深大寺北町の小規模特養ホームの建設が進められていますが、さらに今後3年間で120床規模の特養ホームを建設することや、地域密着でサービスを提供する小規模多機能施設の増設、現在9ヶ所の包括介護支援センターを10ヶ所にすることなどが、素案に盛り込まれています。しかし、国による介護ヘルパーの利用内容の改悪などもあり、必要な整備がどこまでできるか、市独自の努力が必要となっています。

一方で保険料大幅アップか
 一方で、全国的にも問題になっている介護保険料ですが、調布市の試算では、月5,000円(65歳以上)。現在が3,900円ですから1,000円以上の値上がりになります。年間にすると6万円になることが示されました。
 介護保険制度では、サービスのための財源は、公費が50%(国25%、都12・5%、市12・5%)、保険料が50%(65歳以上20%、40歳〜64歳30%)となっています。
 保険料は、高齢化率の伸びや、サービス供給量の伸びなどから算定されます。ですから、高齢化が進み、増設が求められている特養ホームなどの建設が進めば、自動的に保険料を引き上げなくてはなりません。介護保険料の改定は3年に1度ですが、毎回のように「この仕組みでは、保険料は青天井で上がってゆく、なんとかならないのだろうか」との議論がされてきました。50%と決められている公費負担の割合、とりわけ国費の負担をもう少し引き上げることが必要との意見も毎回出されています。
 さらに、後期高齢者医療の保険料も来年度改定され、現在年間37,800円が42,300円に引き上げられる予定です。
 国・都の負担の引き上げ、市独自の値上げ回避策など、徹底した対策を講じることが求められます。