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むとう千里の「はっぴぃ通信」
 
2013年5月23日 №262
4月から本格稼働の住宅地の新ごみ処理施設、安全第一で!
 
 深大寺東町の三鷹との市境に建設していた新ごみ処理施設(ふじみ衛生組合)が完成し、4月からの本格稼働で、調布・三鷹両市の可燃ごみの処理が始まりました。

住民との協定書

 住宅地近くに建設するごみ処理施設、近隣住民の方々の納得と合意なしには実現するものではありません。10年以上の年月の中、住民のみなさんと行政との粘り強い話し合いが繰り返され、施設の内容や安全性の確保、さらに施設計画から工事、稼動後も含む住民参加の仕組みなどが作られ、昨年、10月に住民と行政の間で覚書(協定書)が交わされました。
 その第1条には「本協定は、地域住民の健康、安全及び財産を確保するとともに、地域の生活環境を保全することを目的とする」とあり、ごみ処理施設の運営にあたって、周辺環境と安全への徹底した配慮と、安全稼働を維持するための情報公開や自主規制値の厳守、データーの公表、規制値を超えた場合の措置、放射能に関する措置などが定められています。また、地域住民の健康被害の防止及び施設の運転の監視を行うための専門委員会(住民参加)が近々設置されるとのこと。

水銀が基準値を超えて検出

 4月の本格稼働以後、水銀が自主規制値を上回まわるということがありました。水銀は国などでは基準を定めてはいませんが、23区では独自の基準を設けていて、ふじみ衛生組合でも住民との協定で自主規制値(0.05㎎/立方メートルN以下)を定めました。今回は、4月25日に0.071、5月9日と14日に0.20という数値が検出され、協定通りに炉の運転を止めてバグフィルター(排気を濾過するもの)を清掃、安全を確認し、地域の代表者に了承を受けた後、運転を再開しました。原因は特定はできませんが、おそらく体温計などの異物が混入していたものと考えられます。今後は、分別収集の徹底や事業系ごみの抜き打ち調査の実施と共に、排気の濾過システムを改善することなども検討するとのことです。

地域の交通安全対策も

 新ごみ処理施設稼働にあたっては、ごみ収集車が行き来する道路の交通安全も課題です。施設近くの三鷹通りは歩道が狭く危険な箇所があり、地域住民から繰り返し改善が求められていました。今年、道路に面する(独)JAXA宇宙航空研究所の好意で敷地の一部の提供を受け、歩道の改善工事が行われています。その他、ごみ収集車の生活道路通行の規制などきめ細かな配慮が必要です。