軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
前号へ
次号へ
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2013年11月28日 №265
「ボール遊びできる公園を」の声が少しずつ実り始めました
 国領町の都営住宅内に新しくできた公園は、毎日子どもたちでにぎやかです。サッカーしている子、キャッチボールしている子、ちいさなボールで自分たちで新しいルールを作って遊ぶ子など、子どもの創造力にびっくりする場面も。限られたスペースですが、3組ほどの子どもたちがお互いの遊びの邪魔にならないように上手に遊んでいました。

いつのまにか「禁止」に

 多くの公園は、ボール遊びを含む禁止事項の看板があります。子どもたちは、サッカーや野球をして遊ぶことができません。調布市内でボール遊びができる公園は、多摩川の河川敷、中央高速の下にあるいくつかの公園、柴崎公園や西町公園などわずかです。

 公園は子どもにとってかけがえのない施設です。鬼ごっこや隠れんぼ、サッカーや野球、ドッチボールなど体を動かす遊びを楽しみながら、人との関わり方を自然に学んだり、ルールを守って楽しい関係を築くことを学ぶことができます。また、外で遊ぶことで、子ども同士が出会う場も増え、人間関係も広がります。子どもたちや保護者からは以前から「公園でボール遊びができるようにしてほしい」との声が寄せられてきました。

 もともと、ボール遊びなどは、都市公園条例でも、禁止や制限事項にはなっていません。しかし、運用の経過の中で“危ない”と、禁止されるようになったようです。

港区では10数年前から

 港区では10数年前に区内の私立幼稚園PTAの皆さんが、子どもたちが自由な発想で伸び伸び動き回れる公園が必要と、公園などの立て看板の禁止事項を書きかえを求める請願を出し、区議会で採択されました。その後、港区では、方針を転換し、公園の立て看板には【禁止事項】ではなく、「他人に迷惑をかけないように遊びましょう」といった旨が書かれるようになりました。港区の担当者に「トラブルや苦情は?」と伺ったところ、「禁止事項があった時は、禁止されているのにボール遊びをしているなどの苦情が多かったが、今では大きな問題や苦情はほとんどありません」とのことでした。

最低、各小学校区に1ヶ所は

 調布市では少しずつですが、ボール遊びができる公園を増やす取り組みが始まっています。はじめに、富士見町にある「石原小前公園(通称:鬼太郎公園)」で、2010年のリニューアルの際、地域の皆さんと相談して時間帯と場所を指定した形で、ボール遊びができるようになりました。

 また、今年6月から染地2丁目の「ぬの多公園」で、試行実施され、利用の際のルールについて近隣の皆さんの意見をアンケートで集約中とのことです。

 港区の取り組みにも学びながら、少なくとも各小学校区に1ヶ所以上は、自由にボールなどで遊べる公園ができるよう、がんばって欲しいと思いました。