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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2019年2月21日(木)№312
新設道路優先、信号撤去で住民や子どもの安全は守れるのか?
 東京都が整備工事を進めている調布都市計画道路3・4・7号線(野川のすぐ西側、甲州街道~品川通を結ぶ)が来年度中に開通する見込みです。開通の際、品川通りとの接道部に新しい信号が設置されますが、それと引き換えに、国領小学校東の交差点にある信号の一部が撤去されることがわかりました。学校関係者や保護者などから「子どもの安全が守られるのか!」と不安の声が噴出。住民の皆さんから、地域説明会を開催してほしいとの要望があがっています。
 信号が撤去される予定になっている道路①は、国領駅から都営くすのき団地の脇を通り、品川通と交差してさらに南へ通じており、抜け道として多くの車が通過しています。そのため、国領小PTAから、国領駅近くの十字路(第六中学校の角)への信号機の設置が要望されてきました。今年3月には、不通だった国領駅東側の工事が完了して、旧甲州街道まで通行できるようになるため、さらなる通過交通の増加が予想されます。3・4.7号線の開通により通過交通の分散が期待されますが、道路①の交通量の測定や、どのように交通量が分散されるのかはわかっていません。
 また、3・4・7号線は幅員18m~24m、延長約580m、京王線線路の下をアンダーパスで通す大きな道路です。しかし、信号・横断歩道は1カ所のみで、ここにも歩行者にとっての利便性・安全性の問題があります。
 3・4・7号線は隣接する地域の整備方針で「周辺地域における交通渋滞の緩和を図る。…区画道路の再整備等により安全でゆとりある歩行空間のネットワークの形成を図る」とありますが、本当にそれが実現するのでしょうか。
 国領地域では4年前、駅前ロータリー整備の際に、もともとあった狛江通りの信号や横断歩道が撤去され、現在も復活を望む声が寄せられています。
速やかな住民説明会の開催を
 3・4・7号線整備事業の住民への説明は、平成22年3月の説明会以来、一度も開かれていません。地域の交通環境が変わり、歩行者の利便性・安全性に影響を及ぼす問題です。道路整備は、歩行者の安全を最優先に。まずは、速やかに説明会を開き、住民の意見を聞くことが求められています。