軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2021年7月21日(木)№321
オリ・パラ「開催強行」への迷走やめ、「中止」の決断を
 4回目の緊急事態宣言、東京都では連日1,000人を超える新規感染者。調布市でも連日2桁超えです。ひとり暮らし20代の方が39度を超える発熱、強い倦怠感があっても自宅療養となっています。
100%への努力こそ大切
 一方で、市内のワクチン接種状況は、65歳以上の接種率、1回目は約80%、2回目は約56%です(調布市HP7月14日時点)。高齢、障がい、保育などの福祉や子ども関係者、公私立小中学校の関係者等の希望者も、ほぼ2回目が終了したとのことです。
 60歳以上の接種は現在実施されていますが、新規感染者の多い年代である60歳未満12歳以上の接種は、15日から年齢ごとに順次予約受付が始まり、接種はオリンピック開催中の8月1日からようやく開始となります。
 現在、調布駅前診療所(ファイザー社)のワクチンは予約枠が一旦満了となっておりキャンセル分のみの対応。地域の医院での個別接種の予約はワクチンの供給の見通しとの関係で一時中止になっています。国によるワクチンの安定的な供給が不可欠です。
 同時に、希望者全員のワクチン接種完了のために自治体の役割は重大です。1回目の接種がすんでいない高齢者への支援などきめ細かな対策が求められます。
ますます大義なき大会に
 このような状況下、調布市の味の素スタジアムや周辺施設が会場となっている東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。「本当にやるんですか?!」「緊急事態宣言出てる中でやるなんて異常だ」「自粛しろと言われてもバカバカしくて守る気になれない」「市民の安全が守れるのか」「感染のまん延につながる」…あちこちで市民の不満が噴き出しています。調布駅周辺や商業施設の人出は宣言後も減ってはいません。
 調布市は先月、現在ワクチン接種のために仮設の診療所が設置されている調布駅前広場等で予定していたイベントの中止を発表、7月6日には児童・生徒のオリ・パラ観戦も中止しました。また、武蔵野の森公園からスタートするロードレースへの高校生ボランティアも中止されました。
 オリ・パラ開催直前になって、来日した選手や関係者から感染者が続出する中で、入国後の隔離期間中でも15分以内なら外出可能とか、濃厚接触者でも競技に出場可能との特別なルールまで作られ、ますます「安全・安心な五輪」とはかけ離れたものになっています。
政治が決断すれば中止できる
 無観客であっても人流は増えます。ほころびだらけのルール。調布駅周辺や深大寺など市内を多くの人が往来すれば、市中感染の拡大に繋がります。市民の命、市内経済は大きな打撃を被ることに。海外メディアも酷評、トヨタなどスポンサー幹部も開会式不参加を表明しました。今からでも「中止」を決断すべきです。市民の命より大事なものはありません。