軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2010年1月28日 208

「チルドレンファースト」ってこういうことだったの?!

 1月、2月は、保育園入所を希望される保護者の皆さんにとって、憂鬱な時期。1次申し込みは、12月末で締切られましたが、今も、保育課の窓口には、連日親子連れが訪れています。

今年も待機児がいっぱい

 調布市の保育園待機児は、4月時点で約200人、12月になると約400人という状況が、毎年続いています。

 これまで調布市は、7年間で7か所の認可保育園を新設しました。しかし対策は間に合わず、認可外で施設などの基準が低い、東京都独自基準の認証保育所も5か所設置してきました。さらに、今年4月は認可保育園1園、認証保育所5園がオープンの予定です。

 しかし今年も、認可保育園の募集定員を、申し込み児童数が上回っています。現在は2次申し込みの受付中ですが、4月の待機児数が昨年並み、もしくは昨年を超えることが予想されます。「認可保育園に入所できないと生活が成り立たない」の悲鳴が。保護者の多くは、施設水準的にも、保育料が所得に応じて設定されているという面からも認可保育園を希望する人が圧倒的です。市担当からも「認可保育園の増設が必要。そのための、財源が問題」との声が。国や都の抜本的な対策が求められています。

命にもかかわる詰め込み

 国は「待機児童ゼロ作戦」などと言いながら、公立保育園への国庫負担を廃止し、自治体が思い切って待機児対策に取り組めない事態を生みだしてきました。残念なことに、こうした国の姿勢は新政権になっても変わっていません。それどころか、民主党政権は昨年末、保育園の子ども一人当たりの面積などを定めている「保育所最低基準」を緩和して、今でも狭い保育室に、もっと子どもを詰め込む形で、待機児解消をする内容を閣議決定しました。

 市内の認可保育園の園長先生は「これまでも定員弾力化で、定員の115%の子どもを受け入れてきた、さらに詰め込むなんて、子どもの育つ環境をどう考えているのか」とおっしゃっていました。これまでの保育制度の規制緩和で、全国的に保育園での事故死が増えているとの発表もあります。

 「最低基準」緩和の理由は、都市部では土地の確保が難しいから。東京に土地が無いわけではなく、地代が高くて、民間はもちろん、自治体でも土地の確保に四苦八苦しているのです。国有地などの無償貸与や土地代の補助こそ求められています。

 新政権の「連立政権樹立にあたっての政策合意」では「保育所の増設を図り、質の高い保育の確保、待機児童の解消につとめる」とあります。小池あきら参議院議員との厚労省への申し入れに参加しながら、「チルドレンファースト」の言葉通り、実行してほしい、そのために私も頑張るぞ!と思いました。