軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2010年4月22日 211

安心して医療にかかることができる大切さを実感

 4月のはじめ、長男(5歳)がソケイヘルニアの入院手術をしました。退院時の会計は1,040円(食事療養費)のみ。医療費の健康保険の負担割合は3割なので、本来は約6万6千円かかる内容ですが、乳幼児医療費助成制度で医療費は無料。来年は小学生になり医療費助成の対象から外れることもあり、医療費無料のありがたさを改めて実感しました。

 「医療費」みなさんはどうしていますか?医療は生きていくために欠かせません。しかし、残念ながら、安心して医療を利用するには程遠い実態があります。現在、日本共産党調布市議団で取り組んでいるアンケート調査では「医療」について沢山の声が…

 「年金は夫婦2人あわせて月々6万円程度。なのに医療費は高額療養費の制度を利用しても、月々万単位でかかってしまう。先の見通しがもてない」「後期高齢者医療制度を廃止して」との高齢者の方の切実な訴えや、「国保に入っているが、お金が無くて保険税を滞納している。いつ、保険証が取り上げられるか不安」「医療費が高いので、よっぽどのことが無ければ、病院には行かない」「せめて、23区並に、小中学生の医療費無料制度の所得制限を無くしてほしい」といった30代、40代の方の声も寄せられています。20代の方からは「がん検診が受けたいが、制度が無い」との声も。

 医療費の窓口負担、国保税、さらに検診費用など、負担の高さが問題で、必要な医療にかかれないという事態は、病状の悪化を招き、命を失うといった最悪の事態も生み出します。とりわけ、国保の場合は保険税の滞納が続くと、正規の保険証ではなく、窓口で10割を支払わなければならない「資格証明書」が発行されます…事実上の保険証取り上げです。板橋区では、29歳の青年が厳しい保険税の取立てで、追い詰められ、資格証明書が送られた1ヵ月後に自ら命を絶つという事態まで生まれています。調布市も約400件の資格証明書を発行していますので、他人事ではありません。

 2月に参加した市内開業医の方々と、小池あきら参議院議員との懇談会でも医療費の問題は話題になり、安心して医療にかかれる制度が、現場からも望まれていると強く感じました。

 アメリカを除く、世界の先進国では、「医療費の窓口負担無し」は当たり前です。医療保険の公的制度がなかったアメリカでさえ、先日「医療保険制度」が成立しました。日本でも医療費を無料化することはできるはずです。少なくとも義務教育中の医療費無料化と、高齢者の医療費無料化。市民から医療にかかる機会を奪う資格証明書の発行の中止、国保税の値下げは、国の動きを待つのでなく、調布市で実現できるよう私もがんばります。