軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2010年9月15日 217

やったね!暑い中勉強にがんばっている子どもたちに朗報

 朝晩はずいぶん涼しくなり、我が家でもクーラー無しで夜をすごせるようになりました。でも、日中はまだ30度を超える暑さが続くとか…。

教室は35.9度

 8月末から新学期が始まったところもある市内の小中学校、ほとんどがクーラーの無い教室で児童生徒はどんな状況で、勉強しているのでしょう。

 中学校では、教室の一番後ろの壁までぎっちりの生徒で埋め尽くされた教室は蒸し風呂。「プールの授業のあとは、生徒の体や頭から湯気が上がるほどです」と先生がおっしゃっていました。

 教育委員会の調査では、9月1日の全小中学校の教室の平均室温は35・9度だったとのこと。各学校では、クーラーの付いている特別教室をローテーションして使ったり、通常は禁止されている水筒の持参を許可して授業中の水分補給もできるようにしたり、おたよりで熱中症などの注意を喚起したりと、「災害と同じと考えて対応」しているとのことです。

クーラー無しは学校だけ

 文部科学省が作った環境基準では、夏季の教室温度は30度以下が望ましく、学習に集中できるのは28〜25度との基準もあります。

 都内23区では、すでにクーラー設置が進んでおり、最後まで残っていた杉並区も、今年10月から来年にかけて、クーラー未設置の小中あわせて39校に一気に設置すると発表しました。

 しかし、調布市の公立小中学校のクーラー設置状況は、調和小学校と八雲台小学校は全館空調ですが、その他の学校は、児童生徒のクラスになる普通教室には設置されていません。特別教室(視聴覚室や図工室等)の設置は、小学校42・9%、中学校28・3%、特別支援学級は100%、体育館0%です。市内の公共施設でクーラー等空調が整備されていない施設は小中学校のみ。こうした実態に対して、市内小中学校のPTA連合会からは毎年「普通教室にクーラーの設置」を求める要望書が市教育委員会に出されています。

すべてに設置してあげたい

 今、開催されている第3回市議会定例会本会議での「小中学校へのクーラーの設置」を求める質問に対して、市長は「公立小中学校への空調設置は、大きな課題と認識している。やるとなると一部だけというわけにはいかない。すべてに設置してあげたい。多大な財政負担を伴うので、コストの低減がどこまで可能なのか追求していく」との回答がありました。

 数年前までは、各学校の大規模改修の時にとの方針で、なんとか扇風機だけは設置してきたという経過でしたが、他自治体の動向や、学校の実態を受け、「クーラー設置は贅沢とはもう言えない」と市担当者も話していました。

 屋上緑化や芝生化などの議論も始まっています。子どもたちの学習環境改善に向けて、これからもがんばります。