軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2010年11月4日 221

水と緑の深大寺周辺の道路、もっと安全に
――深大寺通り交通社会実験――

 11月8日〜28日の間、「深大寺通り交通社会実験」が実施されるということで説明会があり参加してきました。

賑わう深大寺

 深大寺の周辺地区では、地域住民が主体となった深大寺通り街づくり協議会が設立(08年)され、”水と緑と寺とそばのまち深大寺”を目標に掲げて、まちづくりがすすめられています。

 深大寺周辺は調布市民の憩いの場所というだけでなく、遠くからもたくさんの方が訪れる観光地でもあります。とりわけ今年はNHKで「ゲゲゲの女房」の放映もあり、普段の1.5倍〜2倍の賑わいで歩行者、自転車の通行が増えています。

 一方で、武蔵境通りの拡幅工事が完了した影響もあり、深大寺通りの自動車の通過交通が増える傾向にあるようです。時速30キロの速度規制を守らずに高速で走る車があり、歩行者にとってとても危険といった声が、市に寄せられてきました。深大寺小学校の通学路でもあり、近隣の幼稚園の保護者からも深大寺通りの交通安全対策について市に要望が寄せられています。

人も車も安全に

 今回の交通社会実験は、調布市と深大寺通り街づくり協議会が共同で実施します。街づくり協議会のメンバーと、地域の小学校やPTA等の代表も参加しての交通社会実験準備会で内容が検討されました。準備会では、深大寺通りを「観光や生活のための活動を維持し、地域にとって大切な道路」と位置づけ、人や車がゆったり安心して通行できる道路を目指しています。9月には道路上にハンプ(=速度抑制のためのゆるやかなこぶ)を設置するなどの体験会も行ないました。今度実施する交通社会実験では、高速で走る車の事故につながる恐れがあることも予想されることから、本物のハンプではなく、イメージハンプ(=こぶは作らず、道路上に色や絵を付け視覚的効果により速度抑制を促すもの)が設置されます。

 説明会では、体験会までしたハンプによる交通社会実験が行なわれないということについて、落胆の意見も出されましたが、そうした困難も乗り越えて、まずは実験の一歩を踏み出そうとの方向が示され、住民のみなさんの底力を感じました。

 街づくり協議会は、そば組合や古くからこの地に住んでいる方、最近住み始めた方が一緒に参加しています。交通社会実験の実施によって、具体的な安全策の前進とともに、立場を超えた街づくりの議論が深まることに期待が寄せられています。