軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2011年1月20日 229

「買い物が大変」とのつぶやき、便利に見えるわが町でも

 昨年末、深大寺北町地域にお住まいの70歳代の方から「買い物が大変」とのお話がありました。この方は70歳代の夫と2人暮らし。近くに商店街やスーパーが無く、一番近くのスーパーでも片道20分以上かかり行きはよいが、帰りは荷物が重くて大変とのことでした。

 現在は、生協などの宅配サービスや、ネット販売のスーパーもありますが「自分の目で見て選びたい。外出したい」との話。言われてみれば、当たり前の要望です。

「買い物難民」「高齢者の孤立」

 「買い物難民」は近年問題になっおり、特に、車などの移動の手段を持たず、身体的にも経済的にも対応が難しい高齢者を中心に深刻な問題になりつつあります。65歳以上の「ひとりぐらし高齢者」は、調布全体で約5,500世帯(2010年調査)。同じく高齢者のみ世帯はさらに多くなります。こうした方々の、日々の暮らしの「困った」は、様々ですが、買い物難民といわれるような、高齢者の孤立問題は、都市部でこそ、深刻ではないかと思います。

 とりわけ、深大寺地域は市の北部に位置し、市内でも高齢化が進んでいる地域。ところが、買い物をする商店やスーパーも少ないだけでなく、公共施設や病院も少ないという状況です。

 深大寺周辺にあるスーパーやコンビニ、商店に商品の配達サービスの有無について尋ねましが、残念ながら配達サービスをしているスーパーやコンビニはありませんでした(市内の他の地域では有料で配達をしている大手スーパーはあります)。しかし、2件ある酒屋さんでは当然のように配達をしていらっしゃいました。また、地域は違いますが、市内商店街の方に伺ったところ、「配達をシステム化してはいないが、いつも買い物に来る方が、具合が悪くて出かけられないなどのときは、臨機応変に配達などの対応をしているよ」との話もありました。

総合的な支援策にも

 買い物は、日常を営む上で欠かせないものです。買い物に行けない状態が続けば、生命にもかかわる問題。また、日々買い物に出かけることは、健康維持や社会とのつながりという点でも、とても重要です。

 スーパーや商店の配達、ミニバスなどの身近な交通網の整備、移動販売など、解決策は様々考えられます。すでに、支援策に乗り出している自治体も生まれています。「買い物支援」という取り組みによって、「買い物が不便」という困り事に対するだけにとどまらず、高齢者の外出支援、家事などの自立支援、さらに、配達することでの安否確認など、地域での高齢者の見守りにつながります。商業振興策としても、地域の商店の顧客拡大や、チェーン店やスーパーの地元協力にもつながるのではないでしょうか。

 市として、積極的な対策に踏み出すよう、私もがんばります。